最近、社会課題解決とよく聴くけれど、
自分にはあまり関係のないことのようで
よくわからない。
でも、AIが普及する中で
世の中が急速に変化していることは、
仕事をする中で感じている。
きっと、
今のやり方は通用しなくなるんだろうな。
そんな漠然とした不安が
心のどこかに棲みついている。
でも、何をしたらいいのかわからない。
パーパス経営とか人的資本とか言われても、
結局何か変わっただろうか。
これからは、ウェルビーイングと共創の時代です。
ウェルビーイング(Well-being)とは、
身体的、精神的に健康な状態であるだけでなく、
社会的、経済的に良好で満たされている状態にあることを意味する概念です。
GDP(国内総生産)の代わりに、
GDW(国内総充実度)という指標が、
SDGs(持続可能な開発目標)の代わりに、
SWGs(持続可能なウェルビーイング目標)という目標が
出てきたように、
日本でも世界でもウェルビーイングを目指す動きが出てきています。
まずは自分のウェルビーイングを整えること。
自分は何が好きで何が得意なのか。
自分は何が嫌いで何が苦手なのか。
自分は何にやりがいを感じ、充実を感じるのか。
自分を知り、自分を満たされた状態にすること。
それによって、心はオープンになり、
人と信頼し合って新たな関係性を築くことができます。
そこで初めて、共創が生まれるのです。
従来もオープンイノベーションに取り組む企業は多くありましたが、
なかなかうまく行かない現状がありました。
それは、一人一人のウェルビーイングが足りなかったからなのです。
自分を信頼できない人は、人のことも信頼できません。
それでは、組織を超えてより良い関係性を築くのは難しいわけです。
だからまず、自己信頼を高めましょう。
そして、他者信頼のもと、新たな共同創造をしていく。
きっとその先には、今まで見えなかった新たな社会が見えるはずです。